2008年05月23日
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
先日「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」を見に行きました。 【ストーリー】
下院議員チャーリーは、酒と女が好きなお気楽政治家。しかし、その内面では、平和を愛するゆるぎない心を持ち、ソ連の攻撃に苦しむアフガニスタンを常に気にしていた。国防歳出小委員会がアフガニスタン支援に500万ドルしか用意していない事を知ると、委員会のメンバーである彼は、予算を倍にするよう指示する。そこに、テキサスで6番目の富豪で、反共産主義者のジョアンが目をつけ、アフガニスタンを救うよう彼に訴える。
米ソが対立する冷戦時代、たった一人のの破天荒な男が世界を大きく変えていく、国際政治ショー。人生を楽しむのがモットーのお気楽政治家チャーリーが、セレブで反共産主義のジョアンとはみ出し者CIA捜査官ガストと組み、おおらかな人柄と人脈で人類史上最大のプロジェクトを成功させる。一見遊び人だが、実は誰よりも政治家らしい政治家、チャーリーには男も女も惚れちゃうこと間違いなし。主演は、トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマン。フィリップ・シーモア・ホフマンの化けっぷりに注目。『魔法にかけられて』のエイミー・アダムスの可愛らしさにもため息が。監督は、『卒業』の名匠、マイク・ニコルズ。
いやいや・・・。難しかった。
というか、私の勉強不足。80年代の中東とソ連、アメリカの関係を勉強していかないと、映画自体を楽しめません。(^_^;)
80年代といえば、今から25年以上前のこと。そのころ私は中学生位。
中東情勢なんて、大した関心も無く過ごしていたからなぁ。その後の事は、大人になってから、なんとなく知っている程度。その程度の知識をかき集めながら、見ていました。
ジュリア・ロバーツとトム・ハンクスの「コメディディータッチのヒューマンドラマ」という触れ込みなので、軽い気持ちで見に行ったら、やられました(苦笑)
決してなめてかかっていい映画ではありません。80年代の中東情勢を勉強していきましょう。
チャーリー(トム・ハンクス)がアフガンの国民を救うため、ソ連のヘリコプターを撃墜するための武器を密輸する映画なのですが、裏ではCIAや政治家達の駆け引きが見えてきます。
そして、日本人の私には分からない、アメリカ人独特の考え方が随所に見えて違和感がとてもありました。「あぁ、アメリカ人っぽい考え方だなぁ」と。
1989年アフガンからソ連軍撤退完了(10万人)。映画でも実際のシーンが出てくるのだけど、ソ連軍が国境の橋を渡って撤退していくシーンは日本でもニュースで流れました。これは私もはっきりと覚えています。当時はピンと来なかったけど、「そういったことだったのか。裏でアメリカが動いていたのか。」話がつながりました。
ソ連軍撤退後、映画ではチャーリーが「戦争の後、学校を作ろう」と議員達に働きかけます。でも議員達は「もう戦争は終わったんだ。」とたった数千ドルの学校建設費用を許可してくれませんでした。
そして、最後のシーン。ビルのペイントハウスで行われているパーティー。ベランダに出るチャーリーの上を飛行機の音だけが通り過ぎていく。
印象的なシーンです。
アフガンはその後、国土は荒廃し、食糧事情は悪化の一途。反ソ連ゲリラのムジャーヒディーンと政府軍の間で内戦が勃発。 1998年にはターリバーンがアフガン全土をほぼ掌握します。
そして2001年9月11日、アルカーイダがアメリカ同時多発テロを起こすことになる。
もし、あそこで学校を建設し、きちんとした民主主義の教育がなされていたなら・・・・。
そんな事を考える終わり方でした。
簡単にアフガニスタンの事が知りたい方。
「ウィキペディア」で。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3
映画を見に行く方は、一読を!!




